スパゲッティライト
ある時期、インテリア撮影の際に衝撃を受けたアイテムを紹介する。
1960年代、いわゆるミッドセンチュリーと呼ばれる時代にアメリカで流行した
スパゲッティランプと言われる照明だ。
アクリルをスパゲッティのように絡めたような球形のデザインからその名前が
つけられたのだろう。電気を通すと、まるで部屋が木漏れ日の中に
いるかのような効果が得られる。昔の人は面白いことを考えるもんだ。
で、これはリビングの演出にちょっと非日常感が得られるかもしれん、と
早速自宅にも導入してみることに。ウチの配色的になんとなく赤をチョイス。
夜にこの光だけだとこんな感じ。

割と陰影がはっきりしていい感じ。肉眼だと↓くらいの明るさ。
電球はクリアタイプを使うと、光と影の陰影がはっきり出て美しい。
透過した光は意外と赤くならず、ランプ自体の発色がよくなる、といった印象。
全体に広がる明かりは、優しい暖色を維持しているのも分かる。

家具を買い足したり移動させたりせずに、今までの部屋の雰囲気をガラッと変えるのにとても効果的だ。
かといってギラギラしたミラーボール的な感じでもなく、とても心地よい。
電気をつけていない昼間も、すごい存在感を放っている。
寝室でもリビングでも活躍できる雰囲気アイテムなのは間違いないだろう。
ただ、これ一灯で夜に読書とかはまず不可能なので、
部屋は明るくないとダメだ!という人には全然勧められない。
リビングが2灯つけられる人、部屋のオシャレのために他のことを犠牲にできる人はぜひ。
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