すごい効きてる腹筋ローラー

この世には大小さまざまな筋トレアイテムが存在する。

そして何故か大型のものになればなるほど長続きしない。

人のうちの実家にいくと、物干し代わりになっているルームランナーを

よく見かける。到着したその日はテンション高めの家族に迎え入れらた

大型健康器具も、今では役割をフワリと終えて転職、

ルームハンガーとして部屋の隅で第二の人生を送っている。

そうしないと家の中の浪費競争で生き残れないからだ。

やはり小さいもののほうが愛されやすいのだろうか。

インテリアとしても景観を損ねることがないもののほうが、

飽きては使い、飽きては使いを繰り返して長生きしているような気がする。

握力を鍛えるグリップなんか典型的で、割と出場回数が高いものの代表である。

そういう意味合いでいくと、

・手にとってすぐ始められる

・部屋を圧迫しない

・たまに猛烈に使いたくなる

大きくこの3つが重要だ。

我が家にもたまにしか使われない腹筋ローラーがある。

別名アブローラー。

スポンジ付きのグリップに車輪をつけただけの、

簡素で小ぶりな一品だ。

両手で持って、膝をついた状態から体を前に伸ばし、戻す。

これだけのはずなのに、5回もやった翌日は腹がバキバキに痛い。

相当効いてんだろうなーという実感を痛みで感じることはできるが、

もちろんすぐにウエストが細くなったりはしない。

1日にできる回数が20、30とだんだん増えていく自身の成長っぷりと、

激痛に耐えてがんばってる感じに酔いしれながらしばらく続けるが、

少し忙しくなったり2日でも空いてしまうと、結局部屋の角に放置してしまう。

そして「途中で挫折した怠惰で愚かな自分の心」に蓋をするため、

器具の存在すら忘れようとするのだ。

しかし間が大きく開くと、前回の挫折のこともすっかり忘れて

また一から始めようとする。完全に鳥頭と言われても仕方ないが、

不思議な中毒性と、それ以外の用途は何もありえませんよ!

と主張するフォルム、手にとってすぐ始められる手軽さ。

これでこの子は捨てられずにウチで生き続けているんだなーと感心する。

最近もたまにチラ見しては「あ、ちゃんとあるな」と

確認する日々が続いている。

なんだろう。この安心感。謎である。

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